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この写真の銅像どうぞう、どこかで見たことはありませんか。
そう、これは、日光東照宮にっこうとうしょうぐうの駐車場のところに建っていますよね。
この銅像のぬし、甲良豊後守宗広は、天才といわれた名大工で、世界文化遺産せかいぶんかいさんに登録された日光東照宮の建物たてものをつくりかえた人なのです。
西暦 元号 年令 できごと
1587 〃18年 15 京都に修業しゅぎょうに出る
1572 元亀3年   近江国おうみのくに甲良しょう(今の滋賀県しがけん甲良町)に生まれる
1596 慶長元年 24 家康の屋敷やしきを建て、伏見城ふしみじょう直々じきじき感謝かんしゃの言葉をもらう。
1603 〃8年 31 豊後守の呼び名をもらう。
1604 〃9年 32 江戸(今の東京)に出る。
1605 〃10年 33 大きな建築けんちくまかされる。
・江戸城天守てんしゅ   ・大名だいみょう御殿ごてん
1632 寛永9年 60 鎌倉鶴岡八幡宮かまくらつるがおかはちまんぐう  ・2代将軍秀忠しょうぐんひでただ霊廟れいびょう
1634 〃11年 62 日光東照宮つくりかえの大棟梁だいとうりょうとなる。
1636 〃13年 64 東照宮のつくりかえを完了かんりょうする。
隠退いんたいして職を長男宗次むねつぐにゆずる
1646 正保3年 74 死去しきょはかは、京都に作られる。