唐獅子 唐獅子は,聖域(せいいき)を守(まも)る獣(けもの)として中国(ちゅうごく)から 古い時代(じだい)に伝(つた)わったライオンのことです。 鼻(はな)の先(さき)が広(ひろ)がり,爪(つめ)と目(め)が金色(きんいろ)をしています。陽明門(ようめいもん)には76頭(とう)もいて東照宮全体(とうしょうぐうぜんたい)のほとんどの唐獅子がここにあります。唐獅子の勇(いさ)ましい姿(すがた)が,当時(とうじ)の武将(ぶしょう)たちに好(この)まれました。
錦鶏 錦鶏(きんけい)は中国(ちゅうごく)から伝(つた)わったキジの一種(いっしゅ)です。 尾(お)の先(さき)が真(ま)っすぐで長(なが)く,頭(あたま)に冠(かんむり)のような羽(はね)があって,腹(はら)が赤(あか)いのが特徴(とくちょう)です。 東照宮全体(とうしょうぐうぜんたい)では40体(たい)も彫刻(ちょうこく)されています。錦鶏(きんけい)の彫刻(ちょうこく)の多(おお)くは,バラの花(はな)と一緒(いっしょ)に彫刻(ちょうこく)されています。