輪王寺三仏堂その1輪王寺三仏堂その2



神橋の前の階段を登ってみよう。勝道上人の銅像があるよね。その奥に大きな建物があるのが見えるかな。これが輪王寺の三仏堂です。
とても大きい建物だよね。関東から北では一番大きい木造の仏堂だといわれているけれど、どのぐらいの大きさがあるのでしょう。はしからはしまで何歩あるか、はかってみよう。

この建物の大きさがパンフレットに書いてあるので調べて、学校や自分の家の大きさと比べてみよう。

さてこの建物をよく見てみよう。大きな柱が使われているよね。この柱を良く見てみると継ぎ目がないことに気づくよね。実は、この柱は幅が70cm高さが25mの1本のけやきの木を使っているんだ。そして30回以上もうるしを塗って作られているんだ。どうしてこんなにうるしを塗るのかな。

じゃあこの柱が何本ぐらい使われているか数えてみよう。

日光山之図(中世期)写本
東京国立博物館
聖地日光の至宝P55より引用
おじいさんの一口メモ
実はこの三仏堂、ずっと今の場所にあったわけじゃないんじゃ。最初は今の瀧尾神社のところにあったんじゃが、何回も場所が移っているんじゃ。どんな場所に移ったのかというと・・・
(1) 瀧尾神社の境内
(2) 東照宮の境内
(3) 二荒山神社の境内
(4) 今の場所
あちこち歩いてみながらどこにあったのか想像してみてもおもしろいぞ