境内末社〔日枝神社 大国殿 朋友神社〕|
銅灯籠(化灯籠),二荒霊泉
境内末社
(
けいだいまっしゃ
)
〔
日枝神社
(
ひえじんじゃ
)
大国殿
(
だいこくでん
)
朋友神社
(
みともじんじゃ
)
〕
日枝神社
平安時代(848年)に
慈覚大師
(
じかくだいし
)
によってまつられたといわれています。
山王社
(
さんのうしゃ
)
とも言われ、山内には
滝尾
(
たきのお
)
神社
白糸
(
しらいと
)
ノ滝の近くや、
東照宮
(
とうしょうぐう
)
の
御旅所
(
おたびしょ
)
の山王社などがありましたが、いずれも明治時代のはじめになくなってしまい、今はここの日枝神社だけとなりました。
祭神
(
さいじん
)
は大山
咋命
(
くいのみこと
)
、山の神様・
健康
(
けんこう
)
の守り神。
〈日枝神社〉=
重要文化財
(
じゅうようぶんかざい
)
江戸時代
(
えどじだい
)
のはじめごろ(1644〜1648年)
造
(
つく
)
られたといわれている。
〈全国
唯一
(
ゆいいつ
)
の
幸運招
(
こううんまね
)
き
大国様
(
だいこくさま
)
〉
〈
大国殿
(
だいこくでん
)
〉=重要文化財
大国殿
祭神は
大己貴命
(
おおなむちのみこと
)
。
大国主命
(
おおくにぬしのみこと
)
ともいわれています。幸福を招く福の神様としてまつられています。毎月第2土曜日には
縁日
(
えんにち
)
が、6月には「だいこくまつり」が開かれます。
朋友神社
祭神は
少彦名命
(
すくなびこなのみこと
)
。本社の祭神・大己貴命(大国主命)と共に国づくりをされた神様として
医薬
(
いやく
)
の神、
知恵
(
ちえ
)
の神とあがめられています。
昭和48〜49(1973〜1974)年にかけて
大規模
(
だいきぼ
)
な
解体修理
(
かいたいしゅうり
)
がおこなわれました。このことにより、それまでワラぶきであった屋根が板ぶきになりました。
〈朋友神社〉=重要文化財
江戸時代中期のころ建てられたといわれている。