本殿は
御
(
ご
)
神体
(
しんたい
)
を
安置
(
あんち
)
する
最
(
もっと
)
も
神聖
(
しんせい
)
な
社殿
(
しゃでん
)
で,
彫刻
(
ちょうこく
)
は1439
体
(
たい
)
もあります。拝殿は神様に
拝礼
(
はいれい
)
するための
御殿
(
ごてん
)
,東に将軍,西に
法
(
ほう
)
親王
(
しんのう
)
着座
(
ちゃくざ
)
間
(
ま
)
があり,940体の
彫刻
(
ちょうこく
)
が
施
(
ほどこ
)
されています。この本殿と拝殿は
石
(
いし
)
の
間
(
ま
)
で結ばれています。これを
権現
(
ごんげん
)
造
(
づくり
)
といいます。
拝殿―石の間―本殿
〔拝殿の
霊獣
(
れいじゅう
)
,
霊鳥
(
れいちょう
)
と昆虫〕
白沢
(
はくたく
)
(法親王着座間の杉戸)
人の言葉を話す
聖
(
せい
)
獣
(
じゅう
)
政治
(
せいじ
)
に
誤
(
あやま
)
りがあればそれを
忠告
(
ちゅうこく
)
する
麒麟
(
きりん
)
(将軍着座間の杉戸)
王者
(
おうじゃ
)
のシンボル
命
(
いのち
)
あるものを
食料
(
しょくりょう
)
にしない
鳳凰
(
ほうおう
)
(将軍着座間
額
(
がく
)
羽目
(
はめ
)
)
鳥類の王者
動乱
(
どうらん
)
の
世
(
よ
)
を
天下
(
てんか
)
泰平
(
たいへい
)
に
導
(
みちび
)
く
二
(
ふた
)
つ
蝶
(
ちょう
)
(拝殿
向拝柱
(
ごはいはしら
)
の
置紋
(
おきもん
)
)
蝶
(
ちょう
)
が
止
(
と
)
まったところに
幸
(
しあわ
)
せが
訪
(
おとず
)
れる